回路に加わる電圧を測ってみよう!

~電圧計の活用法~

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 電流計に続いて電圧の測定方法です。電流計よりは格段に操作が楽になります。ただ生徒たちにとっては電流計も電圧計もその違いがいまいちはっきりしていないと思います。当たり前のことをいいますが、体重計は重さを測ります。身長を測るためには定規を当てて測ります。目に見えたり感じたりできるものは直感的な測り方ができるのです。しかし、電流や電圧については目で見たり、感じたりすることができません。生徒たちが何を測っているのかを理解していなかったり、計測機器のつなぎ方を間違えたりする原因はここにあるのではないかと考察しています。

電流はよく川の流れ(水流モデル)で表されますので、何となく直列におけば良いのはわかります。電圧は滝の落差(滝モデル)で表現されていますが、正直うまく伝わっていない気がします。電圧計のつなぎ方のイメージの持たせ方について何か良い案があれば教えてほしいです。

 余談はさておき、前回よりも今回の方がつなぎやすいと思います。はじめに組んだ回路を崩さないようにやっていけばいいのです。実体配線図や回路図を見ながら豆電球の直列回路や並列回路を組ませましょう。そして測定したい部分の前後に電圧計のプラスやマイナスの端子をつないでいく形で作業させればいいかなと思います。その際の電圧計に付属したミノムシクリップもしくはバナナクリップは抜かないということを指示すればいいのかなと思います。

 おそらく3,4人でグループを組んでの学習になると思いますが、得てして得意な生徒だけが1人でやってしまうことも考えられます。苦手な生徒も自分事として捉えられるように、電流計や電圧計の使い方については後ほどパフォーマンステストを行う旨をしつこいぐらい伝えておきましょう。実験自体はそんなに難しいテストではありませんが、普段の授業で自分で手を動かしたことのない生徒についてはとても大変なようです。生徒同士でお互いにチェックしながら実験操作が出来るようになると理想的ですね。マンパワーではなく、ワンチームを合言葉にグループのみんなで課題を解決する時間であってほしいなと思います。

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