岩石鑑定士になろう!

~パフォーマンステスト 岩石編~

宝石鑑定士

 パフォーマンステストの方法は以前行った顕微鏡やガスバーナーのテストとほぼ一緒です。今回は筆記用具なしで実施します。岩石鑑定シートに示された18種類の岩石の特徴を見比べながら並べていくものです。このテストについては抜き打ちでやっても全く意味がありません。私の授業の目的は点数をつけることではなく、理科的な物事の見方の力をつけることがポイントです。ここまでの毎時間の地学の授業のときには、必ずこの岩石標本18種類を机の上に置き、それを見ながら授業を受けることができるようにしておきます。いつでも触ってその特徴を感じ取れるようにしています。

 ちなみにテストの問題もあらかじめ開示しておきます。授業中に練習している生徒がいても、別に周りの迷惑にならなけれは可とします。授業の内容に集中してれば大丈夫です。普段なんとなく見られている石も、生徒が何か目的を持って観察することで、その名前や特徴を覚えてもらえればちょっと嬉しいのではないでしょうか。

 

 このテストの注意点は2つあります。1つ目は分類がわかりにくい石をおかないことです。各サンプルで難易度に差があると生徒が不利益を被りますので、ほぼ同じ組成で色合いも同じような石を選んでやってあげましょう。2つ目は教師側のチェックがめちゃくちゃ大変だということです。もちろんぱっと見て大体の正解はわかるのですが、生徒さんが石を並べる終える時間がほぼ同じなので一気に手際よくチェックしなければいけません。ちなみにチェック後のやり直しは1回のみOKしています。つまり一度並べて間違ったものについては、こちらで指摘してあげて、もう一度だけ並べ直す機会を与えておきます。5分間の制限時間中、全集中で解いてもらいましょう。カンニングはしてほしくないのですが、あえてついたては起きません。5分間自分の目の前にある石達と語り合えることができれば目的はほぼ達成されたも同然です。

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