花のつくりを調べよう!

~花の観察と解剖~

 授業を開始するにあたって「今日は解剖です。」と一言。何事もなく授業を始めていきます。少し生徒がざわざわしていますが、問答無用でまずはクイズから始めます。普通のよくあるメジャーな植物から、知ってるけど花の存在をイメージができない植物までリストアップしながら生徒にイエスorノーで聞いていきます。コンブ・イネなどは食べたこともあるので結構意外だと思うようですが、注目すべき点は花が咲くのはなぜなのかということです。答えはご自身で調べてみてください。なお植物の名前を知らない生徒がいますので画像などを用意しておくといいと思います。

 

 花の解剖については生徒に持参させるよりもこちらである程度用意しておくといいと思います。朝もしくは昼休みの時間に学校周りを探索してその日の授業の生徒の数を集めておくといいと思います。4月だとツツジ・アブラナ・タンポポなどが手に入りやすいと思います。グループでセロテープを1つわたし、完全に封入する方法で標本を作って欲しいと思います。1週間ぐらいすると色が褪せてしまいますが、かなりきれいなものが出来上がりますのでこだわらせてください。標本ができると結構きちんと観察をしてくれますので用語の説明については教科書レベルで全然大丈夫だと思います。

 時間が余ったらもう少し詳しい説明を加えてもいいですが、もし可能であればめしべの根本の胚珠と子房の部分の断面を見せていきたいです。実際に目の前で切って観察することでいろいろなものが見えてきます。生徒一人ひとりにツツジの花を配っていればそれは可能ですのでぜひやってみてください。それとルーペもお忘れなきようお願い申し上げます。

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 花びらのところで思い出しました。果実の断

面から花弁の枚数を調べることができるのです。花びらが子孫を残すための生存戦略として葉から進化したということはご存知でしょうか。実際にこの事を発見し研究した人はあのドイツの文豪「ゲーテ」です。今は遺伝子解析によって花や種子がどのように進化を遂げてきたのかが解明されていますが、すでにあの時代に謎解きがされていたことに驚きです。ゲーテ氏の観察する力、本当にすごいと思います。そのような気持ちで植物と向き合えるといいなと思いました。

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