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理科の仕事とは?

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 力学シリーズの簡単だけど嫌われてしまう仕事の分野です。理科的な仕事のお話ですが、できるだけシンプルに教えてしまいましょう。力の矢印をイメージすることができれば、そう難しくないのですが、自分たちの仕事の感覚とずれていることが混乱の原因ですので、ある程度の知識の教え込みは必要かと思います。「なんで?」「どうして?」という疑問が出そうですが、細かく説明するよりも「こういうものを仕事というんだよ」と言わなければいけない場面も出てきますのでご容赦ください。

 

 仕事量・仕事率とかの計算がでてきますが、基本的には掛け算と割り算でこの分野は考えることができます。どうしてもこの公式が生徒さん達の頭の中に定着しないようなので、あまりいっぺんにたくさん教える事はせず、今回は仕事の量だけに注目していきたいと思います。

 

今回抑えるべき事は

   力の大きさ(N)✖ 移動させた距離(m)=仕事(J)

になるということだけでいいと思います。実際に重たいものを持ち上げたり、何か体で実感できる作業を取り入れるといいかもしれません。本がたくさん入った段ボールとか、水の入ったバケツとか、怪我しない程度の重さのものがあるといいですね。授業のどこかの時間で困ったときの「大科学実験」を見せると食いつきが良くなりますのでお勧めです。

次回の仕事率の計算は割り算が出てくるので生徒達はとても嫌な顔をします。こちらからは簡単だよと言う雰囲気を出しまくって知識の定着を図りましょう。

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